嘘をつくから喰ってくれ

生まれたときから独裁者

100点とれた子一等賞

彼は優等生。

ゴールドカードきらきら

優良顧客。

私は、20歳の時に、借金つくって、ザンザカ作ったクレカ5枚をザンザカハサミで切った。

彼は毎朝おきて、アイロンをかけて

シャワーを浴びてピシャッと会社に行く。

私は、自動車学校の夕方の授業に寝坊して

ねぼけて布団をストーブで燃やした。

彼は中高時代は選抜選手。すごいんだ。

私は中1で部活を辞めて、5年間のらくらと漫画を読んだり売春したりしていた。

彼は生徒会長だったといっていたかなぁ?

私はいつも先生に呼び出されて、万引きバレて泣いていた。

なんて、素晴らしいあなた。なんて、素晴らしくない私。

私が若くてよかったわ。私の年下だけが、あなたに釣り合っている一つの理由。