嘘をつくから喰ってくれ

生まれたときから独裁者

私は母親が嫌いだ。

 

あの人は、何かこう、

人の気持ちを汚す、人だ。

それか、私が、癇癪持ちか。

両方か。

 

幼い頃は、明らかに、被害者だったという自覚がある。

今は、どうだろう。

知らないが、嫌い。

過去の恨みを手放せない、のか、都合の悪いことを、母親のせいにしているか、それも、知らない。

 

母親は癇癪持ちだったろう?

よく、怒鳴ったり、投げたりぶったりしただろう。

さっき私は、母親が買ってきた、惣菜を、『こんなのいらん』と机から落として、母親に酵素ドリンクの箱を投げていた。

へっへだザマーミロと思っていたんだ。

悪かったんだろうが、悪かったと、思えない。

教育失敗したんだ。負の遺産

私は負の生き物。死んだほうがマシ。常に。

そんなものを生み出したことも、罪だ。

自分がしたようにされるんだ。

物を、いつも、投げたろう。一度くらい私が投げても、謝る理由はない。

 

涙が出るのは、なぜか知らん。ただ、感情が、ゆさぶられて、いるのだろう。それか疲れているのだろう。